なんだかんだ脳内中学生
中学んとき、ボクは脳内は8割方異性にモテる事を意識する下半身と脳が直結しているのかな時代を過ごしました。そのわりに小心者だったため直接的ではなく、間接的にモテる方法を無い知恵を絞り考え、当時ワールドカップ云々で日本を沸かせていたサッカーを始めればいいのではないだろうかと、安易な考えでサッカー部に入部した過去があります。
まぁ、小心者がゆえ、他からみれば真面目でストイックなヤツと思われてる訳ですが、サッカー=モテると思ってた単純バカエッチな訳で。部活が終わると、疲れているにも関わらず、ギンギンな下半身をむんずと掴み、グラビアを見ながら、小さな家の片隅で親に隠れてオナニーしていた訳です。
グラビア...俗に言う「おかず」...ボクらは「マスこきネタ」と呼んでいましたが、ボクの時代、広末涼子一強時代が過ぎ、アムラー、モー娘。宮崎あおい、加藤あい等々、猛者が集いし乱戦に突入したその頃です。今ではアイドル枠は世代交代という感じですが、まだ生き残っている女優さんたちばかり、猛者揃いですね。
そんななか、ボクのネタはダントツで「柴咲コウ」。女優ですでに人気が出てた彼女。最初は興味なかったんです。が、映画「黄泉がえり」で、RUI名義で「月のしずく」を本編内でも歌うわけですよ。「バトル・ロワイアル」や「RUN」などキリッとした印象の強い少女が、本作では幻想的な雰囲気を纏い、しかも映画そのものの哀愁があるせいか、とてつもなく魅力的に...。
そこには、悪い言い方かもしれませんが、年頃の勃起バカが抱える、やれんのか?云々な「性処理」だけの枠を越え、なんと、「柴咲コウとボクは結婚するんだ!」と、いけない妄想までもしちゃうトホホな始末。思ちゃったんだから仕方ないでしょ(笑)
まぁ、本気で考えましたよ、んで模索する毎日。
友人とネタ話をするとコウ派はマイノリティであり、確率的にもイける!...なんか、文字打っててがっかりしますね。で、事務所に入って、って、演技できる?ん~、養成所入れば自然と行けんじゃね?養成所料金は?んと、バイトさ、バイト。上京する交通費等の支給は?...そ、それもバイトだよ!
一人禅問答になってしまい、結局のところバカだったボクは、強く思う度に、こんなバカと彼女との隙間が途方もないほど離れているという現実を突きつけられ、哀しくなり...というかは一方的にフラれた感じに陥り、気付けば柴咲コウを封印していました。
コウに申し訳が立たないという理由から、他の女人が写っている写真ではなくエロ漫画で過ごし、女人と会話しいい感じになっても、やはりコウに申し訳ないという気持ちと元来小心者であるという事から、肝心の一手が出せない...というフェードアウトの仕方で。そんなバイオグラフィー頂点だった青春期である学生時代を過ごした訳です。まさにサイコ野郎全開ですね。
まぁ、今は「おんな城主 直虎」で柴咲コウを久々に見て、彼女云々より、そんなバカな自分に懐かしさを覚える感じですが。
よく考えると、いまだにネットを見ながら、反り立つ竿を納めるべくオナニーをするボク。あの頃のムンムンとした激情。年月という年輪を重ね、あの頃とは形を変え、変態な思考に至った訳です。変態でもジェントルマンであることは忘れずにしないと。