小さな町の小さなボク

何かのお役立ちとか、タメになるネタとかに全く皆無なブログ。ボクが寝てても小さな町は動いているんだ。素人が書くエッセイ的なヤツ、写真、備忘録など。

はじめまして。

 ボクは一年ほど前に、この町に引っ越してきた。でも、この町が一体どんな街なのか、想像もつかない。なぜなら、いままで俗にいうブラック企業に勤めていて、まともな休日がなかったら。

 

 今月の頭に約7年間お世話になったブラック企業御中を逃げる感じで退職し求職中…で、今、人生初のブログを黙々と慣れない手つきでキーボードを打っている感じです。

 

特段に何かやりたいことがあるわけでもないし。勤めていたころは「忙しくて地獄だ」とばかり思っていたんだけど、暇を持て余す今現在、わずかばかりの退職金と、ちょっとした貯蓄もあるもんだから、まぁ質素に暮らせばお金には特段困らないのだが、なんか体の芯がウズウズしてね。

 

 5/1で仕事を辞め、ゴールデンウイーク(といっても働いてないんでね(笑))が過ぎた辺りから、「働いてない」という、へんな焦りが全身を覆いアルバイトやら派遣やらの応募・登録を、まるで自分にすっぽりと空いた穴を埋める感じで、気でも障ったかのごとくしたわけです。で、面接したんです。

 

 自分の選んだ仕事内容は、正社員として次の職場が決まるまでと仮定し、いままでご縁がなかったような仕事、例えば体力は必要だが単純作業系と、簡単な接客系。言っては悪いが「だれでもいい」感が半端ない仕事をチョイス。

 

 結果、落ちまくり。

 正直、アルバイト・派遣舐めてた。

 

 1社目は「なんで、単調この上ない仕事に落ちちゃうの?はは~ん、嫌がらせかな?」というような、相手に対する敵意すら感じていたが、2社、3社と落ちまくると、社会からいらない人間扱いされているようで…。ボクは燃え尽きたように、3社目のバイトでの不採用通知を聞き、現実を突きつけられてたような、底知れぬ恐怖心を抱き、活動はしなくなった。

 

 親からは「今までが忙しい過ぎたんだから、焦らずに充電したらどうか?」等という温かい言葉を頂いた。両親はもう定年を過ぎている。複数内臓を患っており、多量の薬も服用している。明らかに心配されているボク。

 

 で、今部屋にこもって人生初のブログを開設に至ります。頭と体では「仕事をしなきゃ」というウズウズ感が充満しており、今にでも大声で叫びたいんです。というより、何度か布団を被り叫びましたよ。ブラックでも勤め続ければ良かったのか―でも、今は後の祭り。このままでは、引きこもってしまう。

 

 出なきゃ、外へ。

 町は今でも動いているんだから。